- 趣旨
マネジメント専攻は産声をあげて5年を過ぎ、6年目を終えようとするこの時期、設立5年を節目としたシンポジウムを開催いたします。民間と行政を問わず、
組織の一般社員・職員に対する教育・研修はもちろん、組織のリーダーのための専門知識の習得は、その組織内で重要な課題とされてきました。本専攻は、この
ような時代の要請に応え、自己のブラッシュアップを目指す職業人や組織の将来を担う人材を対象として、新しい時代の要請に対応した理論的かつ実践的な教育
プログラムを提供する社会人向け夜間大学院として発足しました。本専攻では、研究者としての教員が院生を通じて現場に触れ、院生は最新の理論やノウハウに
触れることによって、教員と院生が一体となったコラボレーションが行われ、新しい何かを産み出される場の提供をねらいとしてきました。そこで、本シンポジ
ウムにおいては、「理論と実践の融合」を共通テーマとして設定し、第1部においてその意義と必要性についてあらためて考え、さらに第2部では本専攻の修了
生・在院生による報告を通じて本専攻の取組みを振返ります。そして、本専攻の将来展開のあり方をともに考えたいと思います。
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- 【第1部】
- 基調講演:「アカデミズムの役割―『虚妄の成果主義』で学んだこと―」
[講師] 高橋 伸夫氏 (東京大学大学院経済学研究科・教授)
- パネル討論:テーマ 「社会人大学院に対する期待と現実:理論と実践の融合の側面から」
[パネリスト]
- 松坂 敬太郎氏 (中国地域ニュービジネス協議会会長、ヒロボー椛纒\取締役社長)
- 山本 一隆氏 (広島経済同友会代表幹事、樺国新聞社代表取締役副社長)
- 伊藤 敏安氏 (地域経済システム研究センター長・教授)
- 井上 善海氏 (マネジメント専攻・教授)
[助 言 者] 高橋 伸夫氏 (同 上)
[司 会] 戸田 常一氏 (同 上)
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- 【第2部】
- 修了生・在院生によ報告会(理論と実践の融合・事例紹介)
- [日 時] 2006年3月25日(土)9:30〜17:10
- [場 所] 広島大学東千田キャンパス B棟2階 大講義室(広島市中区東千田町1-1-89)
- [主 催] 広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻
- [共 催] 広島大学大学院社会科学研究科附属地域経済システム研究センター
- [後 援] 地域経済研究推進協議会、広島大学マネジメント学会
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