- 趣旨
日本のものづくりは、大きなターニング・ポイントを迎えています。これまで独自に開発してきた携帯電話、薄型ノートパソコンなどは、国内市場では高い競争力を持っているものの、グローバル市場における競争からは取り残されつつあります。このような現象は、製造業の「ガラパゴス化」ともいわれています。
製造部門における付加価値が全般に低下していくなかで、今後、日本企業はどのような戦略を構築していくべきでしょうか。今回は「サービス・イノベーション」という視点から、新しい製造業のあり方を議論していきたいと考えています。
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- テーマ:サービス・イノベーション─ものづくりとサービスの融合─
- [講師] 伊藤 宗彦 氏(神戸大学経済経営研究所教授)
名古屋大学工学部卒業。松下電工株式会社を経て、神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修 了。博士(商学)。製品開発論、技術マネジメント、イノベーション論。主著として『製品戦略 マネジメントの構築』(有斐閣、2005年)、共著として『イノベーションと競争優位』(NT T出版、2006年)など。1993年にION(世界ナビゲーション学会)最優秀論文賞受賞。
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- [日 時] 2010年3月27日(土)13:00〜15:00
- [場 所] 広島大学東千田キャンパス A棟2階208講義室(広島市中区東千田町1-1-89)
- [主 催] 広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻
広島大学大学院社会科学研究科附属地域経済システム研究センター
- [後 援] 地域経済研究推進協議会、広島大学マネジメント学会
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